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くせ毛を直せる? くせ毛ってどうにかならないの? くせ毛の原因と改善方法

約7分

くせ毛の原因と対策の記事の説明用画像

くせ毛は、見た目としても髪がうねってしまっていたり、広がってしまっていたり、スタイリングもしづらいですし、悩んでしまっている方も多いでしょう。

原因としては、先天的なことがほとんどで遺伝が影響していることが多いと言われています。

もちろん後天的な場合、たとえば老廃物が毛穴につまったり、ストレスや生活習慣もありますが、対策としてはシャンプーやトリートメント選び、そして縮毛矯正やストレートパーマをかけるといった方法もあります。

ここでは、くせ毛の原因と対策を順番にご紹介しますので参考にしてみてくださいね。

くせ毛の原因

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くせ毛はうねったり、広がったり、またスタイリングしづらいというイメージがあるかと思います。

ご自身がくせ毛の場合、それを実感していることも多いと思いますが、原因として1番多く挙げられているのは、遺伝です。

たとえばご両親のどちらかがくせ毛の場合、それが遺伝しているということが多く考えられます。

先天的な原因の場合には、防ぎようがありませんし予防法もありません。ちなみに親の髪質と似てしまうというのは50パーセントの確率だと言われています。

しかし、後天的な原因の場合も中にはあります。それは、ホルモンバランスの乱れ、毛穴や老廃物の詰まり、などが考えられます。

毛穴が詰まる原因は何かといいますと、加齢などによるホルモンバランスの乱れで皮脂が増えてしまうこと、また偏った食事(脂っこいものや糖質が多いもの)や睡眠不足、ストレスなどによって健康な頭皮ではなくなってしまっていることもあげられます。

生活習慣や頭皮の状態が原因だったということは知らなかったという方は多いのではないでしょうか。

くせ毛のメカニズムと種類

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くせ毛が起こるメカニズムとしては毛根にも問題があるとされています。

真っ直ぐな髪の毛の人ですと、毛根の形もまっすぐであることがほとんどです。

しかし、くせ毛の人の毛根の形は歪んでしまっています。毛根が歪んでしまっていますので、毛が伸びてもゆがんだ状態のまま伸びていくことになるのです。

ですから、あとは対策を投じていくということしかありません。

また、くせ毛には種類もいくつかありますので順番に見てみましょう。

くせ毛の種類
波状毛(はじょうもう)

まず、日本人で一番多いと言われているのが波状毛です。

特に前髪などの生え際の毛がうねりやすいというのが特徴的な現れ方です。

梅雨時、雨などの湿気でさらにうねってしまったり、広がったりしますし、人によっては先天的にうねりが強く出てしまっている方もいます。

くせ毛の種類
捻転毛(ねんてんもう)

髪が不規則に強くねじれて縄などのようになるのが捻転毛です。

キューティクルも守られていない状態になっていることも多く、ダメージを受けやすいということもありますし、ねじれたり擦れたりしやすく、ブラッシングなどで絡んで、切れやすいため、パサつきなどの原因となりやすい傾向があります。

くせ毛の種類
連球毛(れんじゅもう)

髪の毛の表面がぼこぼこしているという特徴があり、表面がザラザラして、髪の太さも均一ではなく、細い髪や太い髪があるというのは連球毛です。

ちなみに日本人でこの髪質の方は少なく、どちらかといいますとアフリカ系の外国人に多い髪質でもあります。

ハーフだったりすると、見かけることもあるでしょう。

くせ毛の種類
縮毛(しゅくもう)

髪が縮れた状態で内側波状毛のようになってしまっていたり、豆のような毛状になっているのが特徴で、毛根部分からねじれていることが多いのが縮毛です。

大きく分けると、4つに分類をすることができます。心当たりがある方は、自分はどの状態なのかまず把握してみるのも良いでしょう。



くせ毛の対策

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対策としては、根本的な改善ということになりますと、生えてくる前の状態をどうにかするということになりますが、先天的な場合はほぼそれは難しいです。

遺伝が影響しているため、体の内側の何かが変わらないと、生えてくる髪の毛までは対応できないのです。

しかし、体質が変わるということ、たとえば加齢であったり、女性の場合妊娠をしたり出産をして、ホルモンのバランスが変わったりすることで、くせ毛が知らないうちに治っていたというケースもあります。

縮毛矯正、ストレートパーマ

根本的な対策ではありませんが、見た目としてかなり大きく変えることはできます。

それは、縮毛矯正やストレートパーマです。今美容院では、ほとんどのところでこの施術を受けることができます。

ストレートパーマは、ドライヤーを使う時に自分でも伸ばしながら乾かすということも必要なのですが、縮毛矯正ですと、強力な薬液を使い、くせを延ばした状態で固めるという行程がありますので、自宅でのシャンプー、ドライをしただけでもまっすぐなストレートヘアにすることができます。

直毛レベルまでまっすぐにすることもできますし、その強さなども調整してもらうことで、自然なストレートにしてもらうこともできます。効果はかなり長続きします。

しかし、くせが強力にある方ですと、生え際の髪の毛がのびてくるとそこに段差ができてしまったりしますので、数か月おきに縮毛矯正をするということが必要になります。

くせ毛がある方にとっては、ストレートヘアというのはとても憧れの強いものでもありますし、美容院で手軽に施術を受ける事で、理想的な髪の毛にすることができますし、今とても人気があります。

日々のヘアケア

日々のデイリーケアで行うヘアケアにおいては、くせ毛用のアイテムがたくさん出ています。

これも、毛根レベルでの改善というのは少し難しくなりますが、くせ毛用のアイテムを使う事によって、広がりを抑えたり、ボリュームダウンさせて目立たなくするということもできます。

また、シャンプーにおいては、弱酸性やスカルプ系のものを使うというのがおすすめです。

アルカリ性だったり、安いものを使ってしまいますと、ダメージを受けやすい状態になってしまったり、キューティクルにも影響してしまい、くせがより出やすくなってしまうということもありますので要注意です。

もちろんタンパク質を補給してあげるという意味でも、トリートメントは重要です。毎日ではなくても良いのですが、週に1~2度程度はトリートメントをして、有効成分を髪の毛に入れていきましょう。

特に縮毛矯正をしている方は、見た目はきれいでもダメージは受けやすくなっていますので、定期的に美容院などでもトリートメントをしていくと、よりきれいに維持していくことができます。

生活習慣

後天的なくせ毛の場合、ホルモンバランスや食事や睡眠などの生活習慣も影響してくるということもあります。

バランスのとれた野菜、海藻、そしてタンパク質を十分に考えた食事、睡眠もしっかりとり、適度な運動をするということが、良い髪の毛になるということもありますので、実践してみると良いでしょう。

即効性としてはないのですが、身体を作っている、大事な食べ物を考え直してみる良いきっかけになるのではないでしょうか。

食べ物に関して、髪に良い食べ物をまとめた記事、「髪のダメージケアを助ける! 美しい髪を保つために良い食べ物、栄養素」もありますのでぜひ参考に見てみてくださいね!

また、頭皮の状態を良好にするということも大事です。

おわりに

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くせ毛の原因は、遺伝によるものというのが多いのですが、対処方法や対策として、美容院でできる方法もありますし、それでストレートヘア、まとまる髪にしていくことができます。

もちろん日々のヘアケアで使うシャンプーやコンディショナー、トリートメントなども選び方次第では、髪質を変えていくということも可能です。

生え際に関してはなかなか対処するのが難しいのですが、生えてきた髪の毛に関しては、対応することができる場合もあります。

丁寧なヘアケア、そして頭皮の汚れや老廃物なども影響してくることがありますので、スカルプケアなども取り入れて、きれいな頭皮にしていくと良いでしょう。

まとまる髪にするためには、ヘアケアも大事ですので日々。心掛けてみましょう。



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