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フケが気をつけているのに減らない! フケが出る原因と対策方法

約 9 分

フケが出る原因と対策方法について。フケに関する頭皮のトラブル改善、ヘアケア記事のトップ用画像道行く人のせっかくのオシャレな装いも、髪の毛にチラホラとついたフケが目に入った途端に、評価がマイナスに…なんて経験はありませんか? 濃い色のスーツや制服の襟元についたフケにも、ついつい目が行ってしまうもの。

「フケ」イコール「フケツ」というイメージをお持ちの方も、少なくないと思います。自分ではなかなか気づかないフケ。他人に不快感を与えるだけでなく、かゆみや抜け毛などの症状を伴うことも。

気をつけているのに、フケが減らない。気がつくと襟元が真っ白に。ちゃんとシャンプーしているのになぜ? そんなお悩みをお持ちの方のために、フケの原因と、効果的な対策についてご案内します。

フケとは頭部に発生する「アカ」のこと

それでは、そもそもフケとはいったい何なのでしょうか? 頭皮は、古くなった角質(表皮細胞)が剥がれ落ちて、新しい細胞と入れ替わる、「ターンオーバー(新陳代謝)」を繰り返しています。

身体の他の部分でいうと、この剥がれ落ちたものが「アカ(垢)」と呼ばれています。つまり、フケは頭部に発生したアカのことなんですね。ですから、正常な新陳代謝が行われていれば、アカやフケが出るのは本来当たり前のことなのです。

では、フケの何が問題なのでしょうか。普段は目に見えないくらいのサイズの角質が、少しずつ剥がれて入れ替わっていくのですが、何らかの原因でこのターンオーバーのリズムが狂ってしまうと、一度にごっそりと細胞が剥がれてしまい、目に見える大きさのフケとなってしまいます。

それが大量になる、つまりフケが目立つということは、頭皮に何か問題があるということを意味しますので、早めに適切なケアをして、フケが目立たない健康な頭皮を作っていきましょう。

「サラサラ?」それとも「ベタベタ?」

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「フケ」には大きく分けて「乾性フケ」と「脂性フケ」の2種類があります。同じフケでも種類によって、対策が変わってきますので、まずはご自分のフケがどのタイプなのかを把握することから始めましょう。

★チェックしてみよう!~あなたのフケのタイプはどちら?~

チェックした項目の多いほうが、あなたのフケのタイプです。

乾性フケ
□襟元や肩口に粉のように積もる
□白っぽくてサラサラしている
□いくらシャンプーしても改善しない
□頭をかくとパラパラと落ちてくる
□頭皮が乾燥している
□頭皮が白っぽく、鱗状になっている箇所がある

脂性フケ
□フケが大きい塊になっている
□黄色っぽくってベタベタしている
□毎日シャンプーをしていない
□頭をかくと、湿ったフケが爪に挟まる
□頭皮がベタついている
□頭皮が赤くなっている箇所がある

乾性フケの原因は?

襟元に白く降り積もるような、細かくてサラサラしたフケが「乾性フケ」です。頭皮の皮脂が少なく、乾燥することによって発生します。

頭皮が乾燥する原因としては、以下のようなことが考えられます。

・ストレスなどで身体のバランスが崩れている
・エアコンのついた室内と屋外の寒暖差で汗をかく→冷やすを繰り返している
・ブラッシングのし過ぎで、頭皮にダメージが起きている
・シャンプーのときに熱いお湯を使っているので、皮脂が流されてしまう
・日常的に紫外線に当たっている
・頭皮を清潔に保とうとして、1日に何度もシャンプーをしてしまう

フケが気になって、何度もシャンプーをしてしまうという方はいらっしゃいませんか?

実はこれ、フケの原因になるんです。

頭皮にある皮脂や保湿成分は、紫外線など外部の刺激から頭皮を保護しています。過度にシャンプーをして皮脂を洗い落としてしまうと、頭皮は水分を保つことができなくなり、乾燥を招いてしまうのです。

頭皮が乾燥すると、フケの原因となる菌が増殖してしまいます。その結果、パラパラと乾燥したフケが大量生産されることになり、抜け毛やかゆみといった症状が現れることもあります。

また、睡眠不足や偏った食生活で、身体のバランスが崩れていると、頭皮に栄養が行き渡らず、ターンオーバーが正常に行われなくなってしまいます。頭皮だけでなく、全身の健康にも影響が出てきますので、日常の生活習慣を見直してみることも大切です。

原因は一つではなく、いくつもの要素が組み合わさっている場合もあります。思い当たることがある方は、下記を参考に改善を心がけてみませんか?

乾性フケはこうして改善しよう

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頭皮を清潔に保つことはもちろん大切ですが、シャンプーのし過ぎは返ってよくありません。フケがあると、どうしても気になって洗いたくなってしまうかもしれませんが、ここは我慢。

シャンプーをすることで洗い流されてしまう保湿成分は、回復するのに1日かかるといわれています。シャンプーは1日に1回までにし、どうしても気になる場合や、汗をかいたり汚れたりしてしまったときは、ぬるま湯でゆすいで、髪の毛の汚れだけを落とすようにしましょう。

▫️シャンプーの選び方

毎日使うシャンプーの選び方も大切です。刺激の強いもの、洗浄力の強すぎるものは避けてください。

オススメなのは、アミノ酸系や、ノンシリコンタイプのシャンプーです。マイルドで頭皮への刺激も少ないので、フケに悩まされている方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

シャンプー後は、成分が頭皮に残らないように丁寧にすすぐようにしましょう。

▫️頭皮の保湿を心がける

専用のローションなどを使って、保湿することも大切です。刺激の少ないノンアルコールタイプのローションや、フケ用の薬用ローションを使ってみるのもいいでしょう。

また、オイルを使って保湿する方法もあります。シャンプー後に適量を地肌になじませ、マッサージしたあとでドライヤーで乾かします。髪の毛ではなく、頭皮に揉み込むようにするのがポイントです。

天然のオリーブオイル、椿油、ホホバオイル、アルガンオイル、ココナッツオイルなどが、頭皮のケア用にはオススメです。

▫️アロマテラピーを取り入れてみる

フケに効果のある精油(エッセンシャルオイル)を、オイルやシャンプーに混ぜて使うのもオススメです。

ティートゥリー、クラリセージ、ローズマリー、ゼラニウム、ベルガモット、サンダルウッドなど、抗菌作用や皮脂のバランス調整の効果がある精油を選びましょう。

精油は大変強い成分を持っていますので、混ぜるときはオイルやシャンプー100mlに対して5~10滴ほどにし、原液を直接肌につけないように気をつけてください。

脂性フケの原因は?

頭皮の乾燥が原因の乾性フケに対し、油性フケは頭皮の皮脂が過剰に分泌されていることが原因で発生します。

主な原因としては、次のようなことがいわれています。

・何日もシャンプーをせずに頭皮を不潔にしている
・シャンプーをしても洗い方が雑で汚れが落ちていない
・食生活によって皮脂の分泌が多くなっている

何日もシャンプーをしないでいると、余分な皮脂がどんどん溜まってしまい、毛穴を塞ぎ、頭皮のターンオーバーを邪魔します。そのまま放置してしまうと、皮脂を餌にする「マラセチア」という菌が繁殖し、ひどくなると接触性皮膚炎や脂漏性皮膚炎という病気になることもあるのです。

また、脂っこい食べ物や香辛料が好きな方や、スナック菓子が好きな方、お酒をよく飲む方は、皮脂の量が増え、代謝を抑制してしまうために、脂性フケが出やすいといわれています。

乾性フケと同様に、全身の健康にも影響する生活習慣が関わっていることもありますので、一度ご自分の生活を見直してみるといいかもしれません。

脂性フケの改善には、何よりも清潔にすることが一番

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脂性フケの原因は、皮脂の過剰分泌です。きちんとシャンプーをすることで、ほとんどの場合は改善が期待できます。

それと同時に、生活習慣を見直して、皮脂を適切な量に抑えることも大切です。

▫️適切なシャンプーで頭皮を清潔に

不潔にしていたことが原因だからと、極端にシャンプーの回数を増やすことは、逆に頭皮を乾燥させ、乾性フケの原因を作ってしまいます。

シャンプーは1日1回、毎日きちんと行うこと。頭皮を清潔に保つように心がけましょう。毎日ちゃんとシャンプーをしているのに、脂性フケが治まらないという方は、薬用シャンプーに変えてみるのもいいかもしれません。

余分な皮脂を吸着しやすい、炭酸水を使ったヘッドスパも、自分で手軽にできるので、脂性フケにお悩みの方にはオススメです。

▫️食事や生活の習慣を見直すことも大切

頭皮の健康は、心身全体の健康と大きく関わっています。睡眠不足やストレスによって、ホルモンバランスが崩れていたり、脂っこいものやジャンクフードばかり食べることで、皮脂の分泌が増えていたりすると、フケの原因になってしまいます。

また、アルコールも新陳代謝を阻害しますので、フケに悩んでいる方は、少し控えめにすることを心がけてみてはいかがでしょうか。

それでも改善しないときは

上記のことを実践し、生活習慣に注意してみても、フケが治まらないという方は、炎症性のフケかもしれません。

身体に合わないシャンプーやパーマ液、カラーリング剤などを使っていると、頭皮が炎症を起こし、フケの原因になってしまうことがあります。

また、皮膚疾患など、病気が原因でフケが出ていることもありますので、なかなか改善しない場合は、皮膚科など医療機関で早めに診てもらうようにしましょう。



フケの予防も大切です

いろいろ苦労したけれど、やっとフケが出なくなった、もう何をしても大丈夫…? いいえ、ちょっと待ってください。せっかくフケのお悩みから開放されても、以前の習慣に戻してしまっては元も子もありません。

シャンプーの頻度や生活習慣など、せっかく改善されたものは、ぜひこのままキープしていきましょう。さもないと、将来またフケに悩まされるようになりかねません。

フケを予防していくためには、他にもいくつか気をつけておくといいことがあります。

▫️シャンプーは朝より夜のほうが○

朝シャン派の方は、できれば夜にシャンプーする方にシフトしてみませんか? 1日の汚れを落とさないまま、一晩過ごしてしまうことは、フケの予防という観点から見ると、あまりオススメできません。

▫️刺激の少ないヘアケア用品を選びましょう

毎日使っていたヘアスプレーやローション、ワックスなども、一度見直して見てください。香りの強いものや、スッキリするタイプなど、刺激の強いものは避けたほうがいいでしょう。フケに悩んでいた方が、使っていたヘアケア用品を一旦すべてやめてみたら、一気に改善したという話もあります。

▫️パーマやカラーリングは、頭皮にダメージを与えないものを選びましょう

また、カラーリングやパーマなどは、頭皮に大きな負担がかかってしまうため、フケの状態が落ち着くまでは、避けるか頻度を落とすほうがベターです。

どうしてもやりたいときは、刺激の少ない薬剤を使っている美容院を選ぶなど、なるべく頭皮にダメージを与えないようにしましょう。

カラーリングやパーマなどで傷んでしまった髪のケアについての詳しいことは、「カラーリングやパーマで傷んだ髪の正しいケア方法とは?」を参考にしてくださいね。

おわりに

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「フケ」は汚く見えるというだけではなくて、頭皮からのSOSでもあるんです。「フケが目立つな」と思ったら、それは頭皮が健康な状態ではないというサイン。

正しいシャンプーと正しい生活習慣が、一番のフケ対策です。健やかな頭皮を取り戻すためにも、身近なところから見直してみてはいかがでしょうか。



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