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髪がはねる! どうして髪がはねるの? はねないようにする対処とは?

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丁寧にシャンプーをしてドライヤーをかけたとしても、何故か髪の毛がはねてしまうことはよくある現象です。誰でも起こり得ることですが、綺麗にセットしている人も世の中にはたくさん存在します。はねてしまう原因や長さ、防止方法などを知ることによって上手く対処することができるようになりますので、覚えておきましょう。悩みが解消されると毎日のケアやセットが楽になり、通勤や通学、その他の外出時にストレスを感じることが無くなります。それでは順番に見ていきましょう。

髪がはねてしまう原因とは?

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髪がはねる原因として、人の体質が関係してきます。髪の毛が生えている部分である頭部を触ってみるとわかることですが、人には最低1つのつむじが存在します。つむじとは、頭頂部付近からやや後頭部に下がった部分に見られる、毛が渦のように生えている部分のことです。つむじの向きは人によって異なっており、日本人に多いのが右回りの向きです。右回りとはいわば時計回りのことで、この向きに従って毛が生えていますから、まっすぐのストレートに毛が生えるのが難しくなります。顔の左側の毛は内側に入りやすく、一方の右側の毛は外側に向かう癖が発生します。片側だけがはねてしまう人が多いのはこれが原因です。左側は上手く内向きにカールできても、右側をブラッシングすると外側や、やや後ろ向きにはねてしまいやすくなっています。つむじの向きは変えられませんので、対処方法としてドライヤーで上手く右側の癖をセットしてあげることが有効です。

水分が不足しているかも?

つむじ以外にも原因がありますから、自分の髪の毛を見て、その原因に当てはまるか確認しましょう。毛の内部には水分が含まれているものの、キューティクルが傷んでしまうと水分が外側に逃げてしまい、乾燥した状態になります。その後、空気中の水分を乾燥した毛が吸収することで、はねたり、うねりが目立つようになってくることを忘れないようにしたいところです。タンパク質の流出も関係します。毛はタンパク質でできていますが、乾燥によって流出してしまうと、内部に隙間ができてしまいます。隙間ができるのもまっすぐな状態になりにくくしますから、注意しましょう。キューティクルがダメージを受けるのを防止したり補修して、しっかりと保湿することで対処します。

髪型も重要、自分にあった髪型がある?

髪型も関わってきます。美容院に行けばカットやパーマなどを駆使して、様々なヘアスタイルにアレンジしてくれます。見た目に変化が加わり、オシャレを楽しめるメリットがありますが、ボブカットのヘアスタイルにするとはねやすくなります。毛の長さが短いほどはねやすく、肩の付近よりも長くなってくると徐々にはねにくく変化します。特に短めのボブから伸ばそうとしている時にはねる現象が起きやすいため、スタイリングがしにくい問題を常に抱え込むケースが少なくありません。毛がある程度伸びてくるまで我慢するようにしますが、これだけではストレスが溜まる一方ですので、セットのやり方を工夫するようにしましょう。また、毛がはねにくいようなカット方法にするのも防止に役立ちます。

ヘアスタイルは全てが万人向けではなく、人によって相性があります。頭の形状やつむじの向きなどによって、相性が悪いヘアスタイルというのもありますので、見た目だけで選んでしまわないようにしましょう。体質的なものを無視して、無理やり相性の悪いヘアスタイルにすればはねる症状が顕著にあらわれ、せっかく好みのヘアスタイルにしても台無しになってしまいます。はねが気になる人は事前に美容師に相談をすれば適切なアドバイスを得られる場合がありますから、失敗を防ぐためにも積極的に質問してみましょう。

毛根の形状も関係している?

つむじは生まれ持ったものではありますが、毛自体にも体質的な要因が関わるとはねやすくなります。毛根部分の形状が生まれつきや成長過程で曲がっていると、まっすぐに生えにくくなるため変な癖がついてしまいがちです。皮脂の分泌が多めの人の場合だと毛穴の部分に皮脂が詰まりやすく、毛が生える際の妨げになってしまい、はねる原因を作り出してしまうのが厄介な部分です。体質的な問題ですので対処が難しいですが、ドライヤーを使って上手く対策したり、シャンプーの仕方に気を使うようにすると、良い結果をもたらしてくれます。



髪がはねないようにする方法とは?

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つむじが原因で片側だけがはねてしまう対処方法として有効なのが、ドライヤーの使い方です。ブローの際にはねている部分ばかりが気になり、つい毛先ばかりに集中してブローをしがちです。実はこのやり方では上手く内巻きの状態を作ることができません。ポイントになるのは、髪の毛の根本の部分です。根本を中心にブローしてあげると、反対側と同じように綺麗な内巻きに仕上げることができますから、チャレンジしてみましょう。但し、髪の毛が乾いている状態でブローしても、既に毛が固まっていますので癖を治すことができません。先にシャンプーをしたりスタイリング剤を使うなどして、根元部分から毛が湿った状態を作り出してください。続いて、はねやすい毛の向きとは逆方向に向かってドライヤーをあてていきます。側面がはねているなら、耳の後ろ側の下からやや斜め上方向にブローしましょう。指で毛を引っ張り上げるように、反対側まで持っていくようなイメージでブローするのがおすすめです。つむじの方向とは逆方向に毛の根本を曲げることによって癖をつけ、はねるのを防止するやり方です。頭部の側面だけでなく、後頭部も癖がつきやすい部分ですから、同じようにつむじとは逆向きにブローしてください。

乾燥には気をつけよう!

毛の乾燥が原因ならば、普段のヘアケアに気を使うようにします。洗浄力の強すぎるシャンプーはキューティクルを傷つける原因になりますので、マイルドな洗い上がりのシャンプーを選びたいところです。保湿成分が配合されたものであれば、しっとりとした状態をキープしてくれます。トリートメントを定期的に行うことで、キューティクルのダメージを補修できます。コンディショナーやリンスを使っていればキューティクルのダメージを予防できますが、シャンプーの洗浄力だけでなく、ブラッシングの際や就寝中などでも摩擦が起きて、毛が徐々に傷んできます。毎日行う必要はないものの、1週間に1回といった一定間隔でトリートメントを用いると、剥がれたキューティクルを綺麗に整えることができますのでおすすめです。毛は既に死んだ細胞ですから、自分自身で補修することができません。ヘアケア製品を駆使して乾燥から髪の毛を守ってあげましょう。

乾燥の原因として、ドライヤーの温風も関わってきます。ある程度高い熱を発生させますから、毛が熱でパサついてしまい、はねやすくなります。ドライヤーと毛までの距離を近づけすぎないようにしてください。温度を低めに調整することで、毛のタンパク質が熱で変性を起こしにくくなり、ダメージを軽減することができます。低温に設定すると上手く乾かせないというのであれば、風量の多いドライヤーを使うと低温でも乾かしやすくて便利です。高性能なドライヤーに買い替えてみると良いでしょう。

髪型にも気をつけよう!

はねやすい毛の持ち主であれば、やや長さがあるヘアスタイルを選ぶのがおすすめですが、それでも短めのヘアスタイルを選びたいなら、あまり毛をすかないようにすると症状を抑えることができます。すくことで毛の流れが軽やかになるメリットがあるものの、動きが出る分だけはねの症状が目立ってきてしまいますので、ある程度厚みのあるヘアスタイルにしてみましょう。レイヤーの入れ過ぎも原因に繋がりますので注意が必要です。後はつむじの対処法で有効なドライヤーの使い方を用いれば、癖をなおしやすくなります。

体質的な原因への対策!

体質的に根本が変形している人も、ドライヤーの使い方のコツを掴みましょう。毛穴に皮脂が詰まりやすい人はできればシャンプーを毎日行い、皮脂汚れを綺麗に取り除いておくことをおすすめします。頭皮の乾燥が皮脂の過剰分泌を促す原因にもなりますので、保湿を入念に行ってください。

おわりに

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最もお手軽で全ての原因の対処法として役立つのが、ドライヤーの使い方です。毛先ではなく、根本からしっかりと毛の生える向きを変えてあげることで、望みどおりの向きへ毛の流れを作り出します。指を櫛代わりにして引っ張りながらブローすると綺麗な流れを作れますが、目の粗いブラシを用いて流れを作ってあげるのもおすすめです。自然乾燥だとつむじの流れのまま固定されてしまいますから、必ずドライヤーで髪の毛を乾かしてあげましょう。短い人だけでなく、長さのあるヘアスタイルでもはねてしまうケースがいくらでもあります。髪の乾燥を防止するためにキューティクルを整え、はねにくい毛の状態にするには、ヘアケア製品選びに気を使うことが大切です。以上のことに気を使うように心がけましょう。



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