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この日の為に髪を染めたい! 髪を染めるベストなタイミングとは?

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結婚式に参列をする時、もしくは大事なデート、合コンなど晴れの舞台に備えて髪を染める人が多くいます。またヘアースタイルのセッティングなど他にもやるべきことはたくさんある中で、どのタイミングでやっておくべきかというのは迷う部分であり、きれいな状態をどう保つかもまた悩みどころです。あらかじめその時期を知り、晴れの舞台の日から逆算して行動していくことにより、最高のコンディションで当日を迎えることができます。

それでは、順番に見ていきましょう。

髪を染めるベストなタイミングとは?

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そもそも髪を染めることによる効果はどれくらいあるのかを知っておく必要があります。ヘアカラーの効果は2ヶ月から3ヶ月と言われており、かなり前のタイミングで染めても問題がないのではないかと思いがちです。しかし、中には1ヶ月しか効果がなかったということもあります。これは染めた後に行った対応が適切ではなかったことを意味しており、そのせいで色落ちのスピードが速まることが指摘されています。

ヘアカラーの仕組みとして、カラーリングの成分により髪の毛の中に入っているメラニン色素を壊し、隙間を作った後、ヘアカラーの染色剤を浸透させていき、髪が染まります。ここで気をつけたいのは、このまま何もしないと染色剤が外に流れていくということです。すると、メラニン色素は壊れているため、それが抜けてしまうと見た目にも全く良くない髪の色、状態へと悪化していくことになります。

このため、髪を染める際に大事なことはヘアカラーの染色剤をできるだけ長く定着させることです。具体的な方法としては、なるべく髪にダメージを与えない形が望ましく、シャワーに関してもできるだけ行わないようにすることが求められます。特にカラーリングをしてから24時間以内は絶対にシャワーをしてはいけません。24時間以内というのは、髪の毛に色を定着させている期間であり、発色を左右する大事な時間だからです。

美容院などでヘアカラーをしてもらう場合には一応のケアをしてもらえますが、その後の個人のケアが非常に重要です。髪の毛の性質として、アルカリ性に弱いというものがあります。アルカリ性によってコーティングしている表面部分のキューティクルが柔らかくなり、そこから色素が漏れ出てしまいます。例えば、プールで運動をしている人や温泉に入っている人などは少なくとも一定期間は我慢することも必要となります。

また、熱に弱いという性質もあるため、ドライヤーなどの行為も1週間は避けなければなりません。ヘアアイロンの使いすぎも同様であり、それによってダメージを与え、色持ちが変化することが考えられます。発色がいい状態というのは、均等に色がついている状態であり、部分で濃淡があったり、まだら模様のような状態になっていたりするのは明らかにいい状態ではありません。定着前にダメージを与えるとそうなってしまう恐れがあります。

こうしたことから、少なくとも1週間前には染めておき、当日まではきっちりとケアを行うというのが望ましいというのが結論となります。もう少し余裕を見たい場合などは2週間前、3週間前にやっておき、入念にケアをし、ヘアースタイルのアレンジを考えながら過ごす、もしくは万が一カラーのやり直しをせざるを得ないという場合に予備の時間を設ける意味合いを兼ねて、2週間前にやっておくのも1つのやり方です。



ヘアカラー後の1週間が重要!
念入りなヘアケアが必要な理由とは?

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だいたいのスケジュール、染めるタイミングなどがなんとなくわかったものの、もっと重要なことはどのようなケアをすればいいのか、してはいけないことは何かということです。ヘアカラーを定着させるまでの1週間の過ごし方、それまでの習慣と変化させるべきところなどを知らずに、いつもと同じように過ごしてしまうと、結果的に色持ちが悪くなる、定着しきれず色が抜けてしまうということになってしまいます。

ヘアカラーをしてからの1週間こそが勝負であると思い、普段と違うケアを行い、カラーリングをした当日の状態を維持していくことが求められます。発色のピークはヘアカラーの当日であり、その日から状態は下降していきますが、その下降のスピードを抑えることができるのはカラーリング後1週間のケアということになります。

ヘアカラー後に気をつけるべきこととは?

色落ちが発生しやすい場所は髪を洗う場面です。髪を染めるとトリートメントなどで補修したいという気分になりますが、少なくとも24時間以内は避けなければなりません。薬剤により髪が水分になじみやすい状態となっており、せっかく入れたカラーリングが水だけであっさり流れてしまいます。場合によってはその日のうちは髪の毛を洗わないという選択肢を取らなければならないことも出てくるため、注意が必要です。

とはいえ、夏場に髪の毛を洗わないというのは考えにくいのも事実です。当面はシャワーで軽く流すだけにする、もしくは頭皮の部分だけシャンプーで洗う、そのシャンプーも洗浄力の弱いものにするなどの対策が必要となります。一番色が落ちやすいのは毛先であり、この部分を洗うと確実に色落ちが発生します。そのため、頭皮など肌トラブルになりやすいところを優しく洗う、その他は水でサッと流すぐらいがちょうどいいと言えます。

ヘアカラー専用シャンプーって必要?

カラー専用のシャンプーを使うことも大事です。ヘアカラーの色素だけでなく、メラニン色素も一緒に週出しないようにするためには、専用のシャンプーを使っていくことが必要です。中にはダメージケアをしてくれるものや頭皮のバリア機能を持つものもあり、カラーリングをした後にはこうしたもので洗うことが求められます。美容院でやってもらう場合には、美容師などにおすすめのシャンプーを聞くのもいいでしょう。

最近のカラー専用シャンプーには、色別のものも登場しています。ベージュ系に染めた場合や赤系に染めた場合など、明らかに色味が異なることがありますが、それぞれの特性に合わせた形で使用していくことができるようになっています。中には1週間だけ専用のシャンプーを使い、それ以降は通常のシャンプーを使ってもいいようなものも出ており、その方が切り替えやすくてわかりやすい場合もあります。

洗い流さないトリートメントはおすすめ!

シャンプー以外でも髪の毛を保護していくことは可能です。洗い流さないトリートメントを用いて保護するというやり方です。オイルなどで最初に保護をしていけば、熱や摩擦などでダメージを受けることも少なくなり、色落ちの可能性も減らすことができます。手触りを良くする意味合いでこうしたトリートメントを使用するという人も多くいますが、色落ちを防ぐ意味合いで使用するというのもおすすめです。

オイルタイプ、クリームタイプのトリートメントを使ってから髪の毛をしっかり乾かすことで保護していくこともできます。ドライヤーの熱により傷めることは明らかですが、トリートメントをすることで保護された状態で乾かすことが可能です。ドライヤーはダメージの原因として自然に乾かそうとすると、キューティクルが閉じてくれないため、それもまたダメージの原因となります。

少なくとも晴れの舞台からの2週間前のタイミングで髪を染めることをし、それからの1週間は普段とは違うケアを行い、普段から洗い流さないトリートメントなどを用いて保護をしていけば、美容院などで染めてもらった当日の鮮やかな発色を維持することができます。そうしたケアを怠れば、段々と発色の状態が悪くなり、くすんだ色をしてしまい、見た目にも良くないことになってしまいます。

多くの人は1週間以内が大事であるということを忘れてしまい、これくらいはいいだろうという軽い気持ちでシャンプーをしたり、ケアを怠ったりしてしまいます。ただ、晴れの舞台を控えている以上、そうしたことでは当日において最高の状態で迎えるのは非常に難しいと言えます。カラーリングをしてもらってからすでに準備は始まっているという感覚でケアをしていけば、身も心も最高の状態で当日を迎えることが可能です。

おわりに

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人によっては大事なイベントの当日、もしくは数日前に髪の毛を染めて、そのまま本番に突入するという人も少なくありません。しかし、ごわつきが残り、スタイリングも難しい状態であるため、髪の毛がなじむための期間を設けることも大切です。

こうしたことから、染めるタイミングは1~2週間前にしておき、ケアを徹底し、スタイリングの仕方などを習得してから当日を迎えるというのが望ましいと言えます。また、晴れの舞台に参加する時にはヘアースタイル以外にも神経を使わなきゃいけないことがあるため、先にヘアースタイルを決めてケアをしておいてからの方が他のことにも気が回るようになります。見た目に大きな影響を与える以上、カラーリング後1週間までは気が抜けません。



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