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髪のボリュームが出すぎて困る! 髪のボリュームを抑える方法

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お風呂上がりにしっかりケアをしていても、翌朝起きたら髪の毛が膨らんでいたり、ぼさぼさになっていたりしたという経験がある人も多いのではないでしょうか。特に毛量が多い人にとっては、ボリュームを抑えるのはとても大変な作業です。どのような方法を使用すれば膨らみを解消することができるのでしょうか。また、そのような髪の状態を防ぐ為の乾かし方などはあるのでしょうか。どうして膨らんでしまうのかその原因と対処法について詳しくご紹介します。それでは、順番に見ていきましょう。

髪のボリュームが出やすい人の傾向

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髪のボリュームが少なくても悩みになってしまいますが、ボリュームが出過ぎてしまうのもヘアスタイルが決まらないなど悩みの種になることがあります。毛量が多い人の方が膨らみやすい傾向はあるものの、実は毛量はあまり関係がないと言われているのです。毛量が多いから仕方ないと諦めてしまう人も多いようですが、しっかりとしたケアを行えばその悩みを解消することができます。

まず、髪のボリュームが出やすい人の傾向には大きく分けて5つあると言われています。

毛量が多い

毛量が多いと膨らみやすいでしょう。よく毛量を減らす為に髪を梳いてもらうという方がいますが、間違った梳き方をしてしまうと、数か月後には毛先だけスカスカな状態になりバランスが悪くなってしまうことがあります。また、梳いてもらうことで一時的に落ち着きますが、パサついてしまったりとダメージを与えてしまう原因にもなるでしょう。またヘアシルエットにも影響が出やすい為、梳き方には注意が必要です。

髪の毛が太い

こちらも梳けば一時的に抑えることはできますが、太い髪質の方はその後の扱い方が重要になってきます。あまりヘアケアが得意ではないという人は、しっかり目に梳かないとすぐに膨らんでしまいます。自宅でのヘアケアの仕方をしっかり理解しているかどうかで変わってきますので、梳けば問題がないとは言えません。場合によっては、ストレートパーマや縮毛矯正をすることが良い場合もあるようです。

髪の癖が強い

髪の癖が強い人は広がりやすく膨らみやすい傾向があります。癖の度合いによりますが、自宅でのヘアケアに時間が取れるか取れないかによって対処法が異なってくるようです。こちらも梳くことで一時的にはブローがしやすくなることもありますが、根本的な解決法にはならないことも多い為、あまりにも癖が強い場合には、縮毛矯正をすることで膨らみを抑えることが期待できます。

髪のダメージが強い

ヘアカラーやパーマなどを繰り返していると、ダメージを受けてしまいます。ダメージが強いと髪自体の水分量が低下してパサつきに繋がってしまいます。特に毛先がパサついていると膨らみやすい為、ダメージケアをしっかりすることが解決する為には必要です。

ヘアシルエット

カットを施してもらった時に、ボリュームが気になる場合にはそれなりのヘアスタイルにしておかないと毎日膨らみに悩まされる結果に繋がってしまいます。毛量が少ない人の場合はボリュームが出るようなカット、その逆に毛量が多い人には膨らまないようなカットがありますので、美容師の方と相談して決めるようにしましょう。

この5つの原因によってボリュームが出てしまうことが考えられます。あまりにも膨らみやすい人にとって行き着く先は、縮毛矯正ということも頭に入れておいてください。ただし、これはあくまでも最終手段です。毎日のヘアケアで対処していくことが理想的ではあります。

綺麗なまとまる髪にするために! おすすめのシャンプー&トリートメント

髪のボリュームダウン対策

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ボリュームが出やすいのは髪質・湿気・乾燥の影響を受けていることが多く、水分バランスを調整してあげることで解消することが可能です。特にドライヤーでの乾かし方にはちょっとしたコツが必要です。水分をしっかり残した状態で乾かしてあげることが大切なのですが、タオルドライをしてからしばらく自然乾燥させているという人が多いようです。実はこの方法が間違っているということをご存知でしょうか。夏場などすぐに乾きやすい環境の場合でも、タオルドライをした後、髪に水分が残っている状態の時にドライヤーを使わないと逆に乾燥しやすくなってしまうのです。また、ボリュームを出さないように乾かす方法をしっかり学ぶことで、翌朝の状態が異なってきますのでしっかり抑えておく必要があります。

自宅でも簡単にボリュームケアを行うことができますので、それぞれについて詳しく見てみましょう。

髪の水分をしっかり保つ

パッと見で髪が乾燥しているのかどうかわかる人は少ないでしょう。特に表面的な部分では潤いがある状態でも深層部では水分が足りていないということは多いようです。乾燥していると、空気中の水分を吸収し、それがボリュームアップに繋がってしまっているのです。特に梅雨の時期などに膨らみやすいというのもこのことが原因と言われています。髪の水分をしっかり保つ為には、使用するシャンプーやトリートメントなどのヘアケア商品を見直すことが必要です。潤いを閉じ込め、乾燥を防いでくれるシャンプーを選びましょう。

トリートメントケアを行う

シャンプーとリンスやコンディショナーはセットでよく使用されているものではありますが、トリートメントはあまりしないという人も多いようです。多くの人が勘違いしているのが、リンスやコンディショナーがヘアケア商品だという思い込みです。実は、これは大きな間違いです。シャンプーで洗浄した後に、リンスやコンディショナーを使用して中和することで指通りを滑らかにする作用があるだけであり、美髪へと導いてくれるものではありません。その為、膨らみやすい人や週に1~3回程度トリートメントでケアしてあげることが大切なのです。

トリートメントを使用する時にもちょっとしたポイントがあります。シャンプーやリンス、コンディショナーを使用後、軽くタオルドライをしましょう。トリートメントを毛先を中心に馴染ませましょう。蒸しタオルで頭全体を覆い、10分程度そのままの状態をキープ。その後、トリートメントをしっかり洗い流してください。この、蒸しタオルを使用することでトリートメントの効果をアップさせることができますので、取り入れてみましょう。

ドライヤーはタオルドライ後すぐに

自然乾燥の方がダメージを抑えるだろうと思い込んでいる人がいるのですが、これは間違いです。自然乾燥の状態からドライヤーを使用することがそもそもボリュームが出る原因を作り出してしまっているのです。また間違った乾かし方をしていると、逆効果になってしまうこともありますので注意しましょう。

多くの人が、下から上に向かって毛を持ち上げながら乾かしている人が多いのですが、これは膨らみやすい乾かし方です。毛量が多い人がこのような順番で乾かしてしまうと、膨らみやすくなります。また、根本部分を乾かさずに毛先だけを重点に乾かしてしまうのもよくありません。また、最後に冷風を髪全体に当てる方法があるのですが、これはキューティクルを保護する為にぜひ取り入れてください。

ヘアブラシを変えてみよう

どのヘアブラシでも差がないと思い込んでいませんか。何となくで選んでいる人が多いようですが、実はボリュームダウンさせるヘアブラシというのも存在しています。デンマンブラシと呼ばれるブラシなのですが、髪を梳くラバーの部分に弾力がないものを指しています。この佃万ブラシは、扱いやすく美容室でも良く使用されています。材質はプラスチック、天然毛などいろいろな物がありますが、プラスチックの物は静電気を起こしやすい為、天然毛のブラシがおすすめです。価格が少し高めではあるものの、ブローやセットをする時にも扱いやすい為、1本は持っておきたいところです。

オイルやヘアクリームで抑えよう

乾燥を防ぐ為に、ドライヤーを使用後に使うと効果が高いのが、美容オイルやヘアクリームです。油分を含んだものを全体につけるだけで、ツヤを与えてくれますし、水分を保護してくれる蓋の役割をしてくれます。美容成分が配合されているオイルやクリームを使用すれば、キレイな美髪も目指すことができます。

おわりに

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髪のボリュームが気になる人は、ちょっとしたことに気を遣うだけで抑えることが可能です。使用するシャンプーなどを見直すことはすぐにでも行うことができる方法ですし、ドライヤーの乾かし方を工夫することも大切です。乾燥やダメージなどを防ぐことはもちろん大切なのですが、すでにダメージを受けてしまっている場合にはトリートメントなどの集中ケアをしっかり取り入れることで改善することができます。ただし、改善が見られない時には、ストレートパーマや縮毛矯正に関しても考えてみる必要があるでしょう。

キレイな髪をキープする為には、外側のケアだけではなく、栄養をしっかり毛先まで届けるよう新陳代謝を向上させるのも有効です。健康的な生活を送ることも忘れないようにしましょう。



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