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髪がパサパサ? どうしてこんなにパサパサになるの? 髪のパサつきの原因と対策方法

約7分

日頃からヘアケアには気をつけているが、髪がパサパサになってまとまらないというケースがあります。

要因にはシャンプーの仕方やカラーリング、紫外線による影響、栄養不足、ホルモンバランスの乱れなどの色々なものが考えられますが、原因をしっかりと把握して適切な対策を行えば改善することが可能です。

中には一度に複数の要因を抱えているようなケースもあるのですが、その場合には一つ一つに丁寧に対処していくことが大切です。

ここでは、髪がパサパサになってしまう原因とその対策方法をご紹介します。

それでは、順番に見ていきましょう。

髪がパサパサになる原因と対策
頭皮編

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パサパサになる原因として、まず最初に確認したいのが頭皮環境です。

頭皮が健やかな状態でなければ健康な髪の毛は育ちません。

頭皮環境に悪化が見られる場合、新たな髪の毛の生成に悪影響を及ぼしたり、現在生えているものがやせ細って弱ってくることもあります。

パサパサになるのもその中の一つの症状であり、改善するための第一歩として頭皮環境を改善させることはとても重要です。

頭皮を健やかな状態へと導くためにおすすめなのが、アミノ酸系のシャンプーや自然由来の成分が主となっているオーガニックシャンプーです。

自然由来の成分は皮膚への刺激が少なくて安心して利用できるタイプであり、頭皮が疲れている時にもトラブルを起こすことなく洗えます。

更に優しいのがアミン酸系のシャンプーであり、育毛対策にもしばしば利用されています。育毛対策においても頭皮の環境を整えることは重要だとされていますので、異なる目的であっても頭皮環境を整えることで改善できるという点では共通しています。

アミノ酸系シャンプーやオーガニックシャンプーに関して詳しく書かれた記事、「敏感肌に悩む人にもおすすめ! 髪と地肌に優しいアミノ酸系シャンプーとは?」、「髪にも環境にもいいオーガニックシャンプーとは? オーガニックシャンプーの選び方」もありますので、ぜひ参考に見てみてくださいね。

髪がパサパサになる原因と対策
生活習慣編

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日頃の生活習慣、特に食生活が影響を与えるケースもあります。

運動不足に陥っていたり、深夜に食事を取ったり、朝起きるのが遅かったりと生活習慣が乱れていると全身の血行が悪くなって毛根部分にある毛母細胞まできちんと必要な栄養が届けられなくなります。

血管を収縮させるような行為をする場合にも同じリスクがあり、煙草を吸ったり、アルコールやコーヒーなどの酸性の食品を摂取することでも血管は収縮します。

血行不良に陥っている場合には、パサつくだけでなくゴワゴワとして手触りが非常に悪くなります。

広がりやすくなってまとまらなくなりますので、髪の毛が落ち着かなくてスタイリングが大変だという場合には血行不良を疑った方が良いかもしれません。

対応策としては、生活習慣を地道に整えて血行不良を改善していくことになりますが、アルコールやコーヒー、煙草といった嗜好品はすぐには止められない人も多いようです。

止められない場合でも、少しずつ量を減らしていけば効果は出てきますので、段階を踏んで減らしていくことが大切です。



髪がパサパサになる原因と対策
ダイエット編

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女性の場合には、ダイエットをすることでもパサついてしまうことがあります。

ダイエットをしている時には食べる量を抑えることがメインになりがちですが、そうすると必要な栄養素まで不足してしまって毛母細胞の働きが低下してしまいます。

特にタンパク質やミネラルはとても重要なのですが、人の体は摂取した栄養を分配していく順番として生命を維持する上で重要な部分から届けられていくことになりますので、重要度の低い髪の毛は最後の方になります。

最後の方に回された部位には、総摂取量が不足している場合にほとんど届かないということもあり得ますので、食事制限によるダイエットをしている時には気をつけなければなりません。

髪がパサパサになる原因と対策
シャンプー編

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毎日のシャンプーでもダメージを与えていることがあります。

シャンプーをする時には頭皮に付着した皮脂や汚れをしっかりと落とすことを考えますが、綺麗にしようとして強い圧力をかけてゴシゴシとこすってしまったり、爪を立ててしまうようなことがあると頭皮に傷がついてしまいます。

頭皮が傷むと髪の毛のコンディションにも影響が現れますので、シャンプーをする時にはできるだけ優しく洗うように心がけなければなりません。

ブラッシングをする時も、髪が絡まっている時には無理やり解こうとするのではなく、丁寧に絡まっている部分を戻していくことが大切です。

無理やり解こうとすると髪の毛を引っ張ってしまい、頭皮が傷つく恐れもありますし、切れ毛が発生する可能性もあります。

シャンプーの正しい仕方を詳しく紹介した記事、「美容師もおすすめ! 正しいシャンプーのやり方とは?」も参考に見てみてくださいね。

髪がパサパサになる原因と対策
紫外線編

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他には、紫外線によるダメージも実は深刻です。

顔や体に対しては紫外線対策をしている人が多いのですが、髪の毛は無防備な状態でさらしてしまっている人も多いようです。

しかし、強い紫外線を浴びると乾燥してしまい、更にはキューティクルが開いて最終的には剥がれてしまいます。

これはパサつきに直結する問題ですので、紫外線対策は徹底しなければなりません。

具体策としては帽子をかぶったり、日傘をさすことが有効です。

紫外線を浴びると頭皮も乾燥してしまうのですが、そうすると水分が足りなくなることで皮脂の分泌量が増加し、毛穴が詰まる原因にもなります。

パサついているのに頭皮は皮脂が多いというケースでは、紫外線による影響を疑ってみると良さそうです。

ずっと無防備な状態で浴びてしまった場合、頭皮が赤くなったり、茶色く変色していることもあります。

紫外線の記事、「紫外線で髪が傷むって知ってた? お出かけ前のケア&アフターケア」もありますので参考に見てみてくださいね。



髪がパサパサになる原因と対策
カラー&パーマ編

カラー&パーマのヘアケア記事の説明用画像

カラーリングやパーマによってダメージを受けることも原因になりますので、現在行っている施術を見直すことも有効です。

カラーリングやパーマには刺激の強い化学薬品が使われているのですが、その化学薬品が髪の毛の内部まで破壊してしまう恐れがあります。

頻繁に行っている場合にはダメージが重なってキューティクルが剥がれてしまいますので、頻度を考えなければなりません。

最近では、カラーリングなどは自然由来の成分で行える方法も登場していますので、心配な時には頭皮に優しい施術を行ってくれる美容室を探すというのも一つの方法です。

一度ならまだダメージは限定的ですが、長い間受け続けているといつの間にかダメージは蓄積されてしまいますので、見直せる部分は早めに見直した方が得策です。

カラーリングやパーマで傷んだ髪のヘアケア方法をご紹介した記事、「ヘアカラーやパーマでの髪の傷みを正しくケアする方法とは?」もぜひ参考にしてみてくださいね。

髪がパサパサになる原因と対策
ホルモン編

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少し対処の難しい部分では、ホルモンバランスの乱れも関係してきます。強いストレスを受けたり更年期障害の影響などによって女性ホルモンの分泌量が減ると全身の血行が悪くなるのですが、その際に髪の毛も少しずつやせ細ってパサつきやすくなります。

ストレスが原因の場合にはその都度上手くストレスを解消することで症状は改善されますが、更年期のような加齢が原因の場合には長期にわたる対策が必要になります。

加齢によって女性ホルモンが減ってしまった時には食べ物やサプリメントで減った分を補うことが有効であり、体の内側からアプローチすることでしっかりとした効果が得られやすくなります。

共通して行うべきこととして、バランスの良い食事を心がけ、特にタンパク質やビタミンB6を十分に摂取することが大切です。栄養面からケアを行えば、内側から美しい髪を作ることができます。

おわりに

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髪の毛がパサパサになる原因のほとんどが日常生活に潜んでいます。

特に大きな要因として食事面があげられますので、日頃からバランスが悪くならないように注意する必要があります。

他にもシャンプーの仕方、紫外線による影響、ホルモンバランス、パーマやカラーリング、ダイエットによる栄養不足など色々なことが要因と考えられますので、自分に当てはまるものがないかをチェックして、一つ一つ丁寧に対処していくことが大切です。

原因をしっかりと把握して正しい対策を行えば効果は出やすくなります。

特に取り入れる栄養面を充実させることで体の内側からケアを行えるようになれば、内部から美しい髪の毛を作っていくことができるようになります。



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